【北京IPO】自動車内装用機能性部品メーカーの寧波舜宇精工、初値は公開価格を26%上回る13.86元

自動車内装用部品メーカーの寧波舜宇精工(831906/北京)が2月22日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格11.00元に対し、初値は26.00%高い13.86元だった。終値は同49.36%高の16.43元だった。
同社は2002年に寧波舜宇模具有限公司として設立した民営企業。エアコン吹出口やドリンクホルダー、収納ボックスなど自動車の内装機能性部品の設計、開発、製造を主業務としている。また、自動車の電動化、スマート化に伴いスマート機能性部品、スマート照明、スマートカメラなどの製品や、無人搬送車(AGV)インテグレートソリューションプランの提供も手掛けている。
国内外の著名自動車部品メーカーを顧客に持っており、22年1〜6月期における自動車内装用収納ボックスの世界市場シェアは1.80%、ドリンクホルダーの世界市場シェアは1.45%、エアコン吹出口の世界市場シェアは3.37%だ。22年12月期の売上高は8億6051万元(前期比18.79%増)、純利益は6541万元(同43.85%増)。
新規上場に伴い調達予定の1億7000万元(約33億円)は、約82%の1億4000万元を自動車スマート機能性部品および精密金型のスマート製造工場建設プロジェクトに、約18%の3000万元を自動車スマート化・ハイエンド製造設備研究開発プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
自動車内装用部品メーカーの寧波舜宇精工(831906/北京)が2月22日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格11.00元に対し、初値は26.00%高い13.86元だった。終値は同49.36%高の16.43元だった。(イメージ写真提供:123RF)
china,economic,ipo,831906,bj
2023-02-22 18:45