【北京IPO】高級医薬中間体製造の安徽ホ一薬業、初値は公開価格を65.45%上回る20.88元

 医薬品中間体メーカーの安徽ホ(山+合)一薬業(430478/北京)が2月23日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格12.62元に対し、初値は65.45%高い20.88元だった。終値は同52.46%高の19.24元だった。  同社は2007年設立の民営企業で、16年株式会社化した。高級医薬中間体、原料薬および関連製品の研究開発、生産、販売を主業務としており、製品はプランルカスト、サルポグレラート塩酸塩、レスベラトロール、モサプリド、セレコキシブなどで、主に抗アレルギー、抗血栓、抗酸化、胃潰瘍、抗ウイルス、解熱鎮痛、紫外線吸収といった分野の薬品に用いられている。主要製品は日本、韓国を中心とする海外市場にも輸出されており、売上の30〜40%は海外向けだ。  22年12月期の売上高は2億5870万元(前期比23.88%増)、親会社株主に帰属する純利益は5633万元(同69.39%増)。新規上場に伴い調達予定の1億3464万元(約26億円)は、年産198トンのプランルカスト無水物など12種類の医薬中間体生産ライン建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
医薬品中間体メーカーの安徽ホ(山+合)一薬業(430478/北京)が2月23日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格12.62元に対し、初値は65.45%高い20.88元だった。終値は同52.46%高の19.24元だった。(イメージ写真提供:123RF)
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2023-02-23 21:30