ノンバンク株が軟調、貸金業の金利に麻生財務相「現時点で改定する気ない」

 アコム <8572> 、アイフル <8515> 、オリエントコーポレーション <8585> などが下落し、東証の業種別株価指数騰落率ランキングでは「その他金融」が値下がり率上位となった。  麻生財務相が28日に消費者金融の金利規制について「現時点で改定する気はない」と答弁したことが株価の重しになった。前週のノンバンク株は、一部で「自民党が貸金業者に対する金利規制の緩和を検討」と報じられ、中小企業などの借入が増加するとの思惑から急伸する場面があった。  また、アコムはクレディ・スイス証券が28日付リポートで投資評価を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に引き下げたことも売り材料視されているようだ。会社側は25日引け後、利息返還損失引当金の繰り入れなどを理由に14年3月期利益予想を下方修正。クレディスイス証は15年3月期も追加繰入のリスクを注視する必要があると指摘した。(編集担当:宮川子平)
アコム、アイフル、オリエントコーポレーションなどが下落し、東証の業種別株価指数騰落率ランキングでは「その他金融」が値下がり率上位となった。
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2014-04-30 11:00