コマツが続急伸、大和証券が投資判断を2段階引き上げ
コマツ <6301> に対して、大和証券が28日付でリポートを発行している。
同リポートでは、コマツについて「当面の悪材料は出尽くした」と評価。最大のポイントである鉱山機械需要について、コマツが厳しい見通しを打ち出したものの、鉱物生産量の増加見通しもあり、会社計画を下回るような「さらなるダウンサイドリスクは極めて限定的」と分析している。
今15年3月期の営業利益は、会社予想では前期比1.0%増の2430億円を計画。これに対し、同証券は従来予想の2600億円から会社計画と同水準となる2430億円に減額している。ただし、「15年3月期が業績のボトム」と指摘し、16年3月期には日本の消費増税反動減の一巡、北米でのレンタル強化などで、営業利益が2650億円に回復すると見ている。
これらの要因から、投資判断を「3(中立)」から「1(買い)」に引き上げ。目標株価は2700円とした。
コマツの30日の株価は、前場に一時65円高(3.0%高)の2259円まで上昇している。(編集担当:片岡利文)
コマツに対して、大和証券が28日付でリポートを発行している。
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2014-04-30 11:45