サイジニアグループのクチコミ・Q&Aエンジン「ZETA VOICE」がAI活用のコンテンツチェック機能を導入

 サイジニア<6031>のグループ会社で、EC商品検索・レビュー・ハッシュタグ・OMOソリューションを開発販売するコマースとCXのリーディングカンパニーであるZETAは3月22日、ChatGPTをはじめとするAIを活用し、レビュー・口コミ・Q&Aエンジン「ZETA VOICE」のオプション機能として、ユーザーから投稿されたクチコミ・Q&Aの表現が適切かどうかなどを自動判定する『コンテンツチェック機能』を提供開始したと発表した。「ZETA VOICE」の管理画面上でユーザーから投稿されたクチコミ・Q&Aの内容を自動でチェックし、たとえば、「他者への誹謗中傷」や「景表法や薬機法により制限されている表現」などに当てはまるような“適切でない可能性があるキーワード”を判定することが可能になる。  近年、EC利用率が増加傾向にある中、クチコミ・Q&Aへの需要も高まりを見せており、さらなる利便性向上をめざして自社ECサイトにこれらの機能を実装する企業が増えている。「ZETA VOICE」の導入サイトにおけるクチコミ及びQ&Aの投稿数が、2022年12月に600万件を突破し、2023年3月には2カ月余りで900万件を突破するなど、急速にクチコミ・Q&Aの投稿数が増えている。  ユーザーから投稿されたクチコミ・Q&Aの内容が、例えば他者への誹謗中傷、また、景表法・薬機法で制限されている表現に該当しないかなどのチェックは、この先ますます重要になることが予想される。一方で、EC業界の成長やユーザーレビューの需要拡大を踏まえると、今後チェック作業を人力で行うことはECサイト運営上のコスト増加につながると考えられる。  このような背景のもと、レビュー・口コミ・Q&Aエンジン「ZETA VOICE」のオプションサービスとして、ChatGPTをはじめとするAIを活用した『コンテンツチェック機能』を提供開始した。目視で行っていたチェック作業の自動化を実現することで、企業側の運営面での負担軽減や目視チェックによる見落とし防止などにつながることが期待される。  また、サイジニアグループでは、先日設立したサイジニアアドバンスド研究所(SARI)においても、こうしたAI関連の取り組みを加速させていくとしている。  「ZETA CXシリーズ」は、EC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」、レビュー・口コミ・Q&Aエンジン「ZETA VOICE」、ハッシュタグ活用エンジン「ZETA HASHTAG」、OMO・DXソリューション「ZETA CLICK」をはじめとする7つのラインナップで、高度なデータ分析・マッチングの技術によって、さらなる良質な購買体験を実現している。大手ECサイト等での導入が続いている。(図版は、「ZETA VOICE」のコンテンツチェック機能のイメージ。提供:サイジニアグループ)
サイジニアのグループ会社のコマースとZETAは3月22日、「ZETA VOICE」のオプション機能として『コンテンツチェック機能』を提供開始したと発表した。(図版は、「ZETA VOICE」のコンテンツチェック機能のイメージ。提供:サイジニアグループ)
economic company
2023-03-22 08:15