IC販売の芯智HD、22年12月期通期決算は減収減益に

中国の集積回路(IC)販売会社、芯智HD(02166/香港)が3月24日、2022年12月期通期決算を発表した。前期に比べて減収減益となった。
22年12月期通期の売上高は100億607万香港ドルで、前期の103億8931万ドルから3.69%減少した。
事業別では、スマートディスプレイが28億9950万ドル(同4.4%増)、光電ディスプレイが10億8000万ドル(同41.9%減)、スマートビジュアルが14億2810万ドル(同6.2%増)、通信製品が6億8330万ドル(同1.6%減)、メモリ製品が3億160万ドル(同41.3%減)、AIoT製品ユニットやMCUユニットなどの総合製品が2億6700万ドル(同76.4%増)となっている。
地域別では香港が73億2381億ドル(前期比12.15%減)、中国本土が19億617万ドル(同5.46%増)、シンガポールが5億8460万ドル(同2.43倍)、日本が1億6152万ドル(同77.66倍)、その他が2996万ドル(同9.13倍)となっており、香港以外の地域では売上が増加した。特に日本向けの販売が大きく伸びた。
当期純利益は3億7974万ドルで、前期の3億9190万ドルから3.10%減少した。会社株主に帰属する純利益は1億6473万ドル(同23.04%減)となり、1株あたり純利益(EPS)は34.03セントで、前期から9.79セント低下した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
中国の集積回路(IC)販売会社、芯智HD(02166/香港)が3月24日、2022年12月期通期決算を発表した。前期に比べて減収減益となった。(イメージ写真提供:123RF)
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2023-03-26 16:15