中国能源建設、22年12月期通期は新エネ関連事業が好調で増収増益に

発電設備エンジニアリングなどを手掛ける中国能源建設(03996/香港、601868/上海)が4月6日、2022年12月期通期の業績報告書を発表した。新エネルギー関連事業が好調で、前期から増収増益となった。
22年12月期の売上高は3663億9330万人民元で前期の3223億1856万元から13.67%増加した。事業別では探査設計・コンサルティングが174億6246万元(前期比18.29%増)で、このうち新エネルギーおよび総合スマートエネルギー関連が32億6670万元(同81.89%増)だった。また、主力事業であるエンジニアリング事業は3020億5562万元(同14.45%)で、このうち新エネルギーおよび総合スマートエネルギー関連が839億3005万元(同18.91%増)となっている。
電力産業分野向け製品や民生用爆薬、セメントなどの製造事業は不動産業界の低迷が影響し275億1242万元(同2.61%減)と減収になった。投資運営事業は335億9535元(同23.25%増)で、なかでも新エネルギーおよび総合スマートエネルギー関連投資運営事業が23億4109万元(同86.92%増)と大きく伸びた。
研究開発費用は主に研究技術イノベーションへの取り組みを強化していることで増加し、同18.80%増の104億4200万元。売上高に占める割合は2.85%となった。上場会社株主に帰属する純利益は78億9343万元で、前期の6504万元から20.07%の増加となった。一方、1株当たり純利益(EPS)は0.18元で前期から0.01元低下している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
発電設備エンジニアリングなどを手掛ける中国能源建設(03996/香港、601868/上海)が4月6日、2022年12月期通期の業績報告書を発表した。新エネルギー関連事業が好調で、前期から増収増益となった。(イメージ写真提供:123RF)
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2023-04-08 18:30