コンテナ海運の東方海外国際、23年1〜3月期は前年同期比50%以上の大幅な減収

香港の海運事業者、東方海外国際<オリエント・オーバーシーズ、OOCL>(00316/香港)が4月6日、2023年12月期第1四半期(1〜3月)の業績を発表した。
22年1〜3月期の売上高は21億7554万米ドルで、前年同時期の51億6041万ドルから57.84%の大幅な減少となった。内訳は太平洋航路が6億4976万ドル(前期比65.62%減)、アジア―欧州航路が4億8947万ドル(同67.93%減)、アジア域内・オーストララシア(オーストラリア大陸とタスマニア・ニュージーランド・ニューギニアおよび周辺の島々の地域)航路が7億2437万ドル(同49.92%減)とそれぞれ大きく縮小した。一方で、大西洋航路は3億1192万ドルで同4.73%の増加となった。
貨物積載量は、全体が173万8096TEUで、前期の179万5876TEUから3.22%減少した。このうち、太平洋航路が44万6037TEU(同6.44%減)、アジア―欧州航路が38万7871TEU(同4.42%減)、アジア域内・オーストララシア航路が77万5955TEU(同4.34%減)と減少した一方で、大西洋航路は12万8233TEU(同25.53%増)と好調だった。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
香港の海運事業者、東方海外国際<オリエント・オーバーシーズ、OOCL>(00316/香港)が4月6日、2023年12月期第1四半期(1〜3月)の業績を発表した。(イメージ写真提供:123RF)
china,economic,00316,hk
2023-04-08 19:45