【北京IPO】リニアアクチュエーター製造の江蘇鼎智智能控制科技、初値は公開価格を1.08%上回る30.93元

 江蘇鼎智智能控制科技(873593/北京)が4月13日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格は30.60元に対し、初値は同1.08%高い30.93元だった。終値は同23.17%高の37.69元だった。  同社は2008年設立の民営企業で、20年に株式会社化した。リニアアクチュエーター、ハイブリッド式ステッピングモーター、直流モーター、ボイスコイルモーターおよびユニットなどの設計、開発、生産、販売を主業務としている。リニアアクチュエーターは業界をリードする競争力を持ち、韓国・サムスン電子など中国内外の著名企業に利用されている。また、人工呼吸器用ボイスコイルモーターでは国外メーカーによる中国市場の独占状態を打ち破った。  22年12月期の売上高は3億1847万元(前期比63.99%増)、純利益は1億86万元(同2.03倍)。  新規上場に伴い調達予定の4億4939万元(約87億円)は、約69%の3億830万元をスマート製造拠点建設プロジェクトに、約18%の8109万元を科学技術研究開発センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
江蘇鼎智智能控制科技(873593/北京)が4月13日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格は30.60元に対し、初値は同1.08%高い30.93元だった。終値は同23.17%高の37.69元だった。(イメージ写真提供:123RF)
china,economic,ipo,873593,bj
2023-04-13 17:45