【上海IPO】工業用3Dプリント設備メーカーの湖南華曙高科技、初値は公開価格を50.03%上回る40元

工業用3Dプリント設備メーカーの湖南華曙高科技(688433/上海)が4月17日、上海証券取引所の科創板に新規上場した。公開価格26.66元に対し、初値は50.03%高い40.00元だった。終値は同15.90%高の30.90元だった。
同社は2009年設立で、21年に株式会社化した。工業向け付加製造(3Dプリンティング)設備の研究開発、生産、販売を主業務としており、金属3Dプリント設備と高分子3Dプリント設備、3Dプリント材料、技術、サービスを提供する。世界で数少ない3D印刷設備、材料、ソフトウェアの自主開発、生産能力を兼ね備えた付加製造企業。中国の業界におけるリーディングカンパニーであるとともにい海外市場にも積極的に進出しており、21年における世界の付加製造設備販売市場シェアは1.42%となっている。
22年12月期売上高は4億5657万元(前期比36.67%増)、純利益は9918万元(同15.52%減)。23年1〜3月期の業績予測は売上高が8500万〜1億元(前年同期比9.27〜28.55%増)、親会社株主に帰属する純利益は1374万〜2024万元(同25.99%減〜9.01%増)。
新規上場に伴い調達予定の6億6395万元(約130億円)は、約50%の3億2940万元を付加製造設備生産拡大プロジェクトに、約43%を研究開発本部・産業化応用センタープロジェクトに、約8%の5069万元を付加製造技術イノベーション研究院建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
工業用3Dプリント設備メーカーの湖南華曙高科技(688433/上海)が4月17日、上海証券取引所の科創板に新規上場した。公開価格26.66元に対し、初値は50.03%高い40.00元だった。終値は同15.90%高の30.90元だった。(イメージ写真提供:123RF)
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2023-04-17 19:45