国薬集団一致薬業、２３年１〜３月期の売上高は約９％増の１８６億８６８１万元

　中国の医薬品流通大手、国薬ＨＤ（０１０９９／香港）が４月１７日、子会社で深センメインボードに上場する国薬集団一致薬業（００００２８／深セン）の２３年１〜３月期（第１四半期）決算速報を発表した。 　速報によれば、国薬一致の２３年１〜３月期の売上高は１８６億８６８１万人民元で、前年同時期の１７１億５０８５万元から８．９６％増加した。事業別の売上高は、医薬品の代理販売事業が１３０億６９００万元で前期比７．３８％増、小売販売事業が５８億７４００万元で同１２．１４％増となっており、小売販売事業が特に好調だった。 　上場会社株主に帰属する純利益は３億６２２０万元で、前年同時期の２億５２３６万元から４３．５３％増となった。また、非経常損益を差し引いた純利益は３億５１７８万元で、前年同時期の２億４２２４万元から４５．２２％増となった。１株あたり純利益（ＥＰＳ）は０．８５元で、前年同時期の０．５９元から４４．０７％上昇した。 　国薬一致の２２年１２月期通期決算は、売上高が７３４億４３１３万元（前期比１０．８９％増）、純利益が１７億７１７３万元（同１５．９８％増）、上場会社株主に帰属する純利益は１４億８６７０万元（同１１．２４％増）だった。（編集担当：今関忠馬）（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）