豚肉食品の万州国際、23年1〜3月期は米国市場の収益悪化で純利益が約56%の大幅減に

豚肉食品世界最大手の万州国際(00288/香港)が4月17日、2023年1〜3月期(第1四半期)の業績予告を発表し、前期から大幅な減益となる見通しを示した。
業績予告によれば、23年1〜3月期の会社株主に帰属する純利益は、前年同時期の約3億9500万米ドルからおよそ56%少ない1億7380万ドル程度となる見通し。
純利益が大きく減少する要因について同社は、米国の豚肉市場環境が厳しい状況にあると説明。食肉用ブタの飼育コストが上昇する一方で、消費者の需要が疲弊していることで豚肉価格が低迷しているために収益性が悪化し、大幅な減益につながったとしている。
22年12月期通期の売上高は281億3600万米ドル(前期比3.09%増)、会社株主に帰属する純利益は13億7000万ドル(同28.28%増)だった。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
豚肉食品世界最大手の万州国際(00288/香港)が4月17日、2023年1〜3月期(第1四半期)の業績予告を発表し、前期から大幅な減益となる見通しを示した。(イメージ写真提供:123RF)
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2023-04-17 23:00