【北京IPO】硝酸および硝酸塩製造の山東華陽迪爾化工、初値は公開価格を10.55%上回る4.4元

 硝酸や硝酸塩など化学品メーカーの山東華陽迪爾化工(831304/北京)が4月18日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格は3.98元に対し、初値は10.55%高い4.40元だった。終値は同16.83%高の4.65元だった。  同社は2001年設立で、14年に株式会社化した。硝酸および硝酸カリウム、硝酸マグネシウム、硝酸系水溶肥料などの製品の研究開発、生産、販売を主業務とする。年産13万5000トンの硝酸生産装置を持ち、国家規格を上回る高品質な濃硝酸製品を生産できるほか、レアアース、電子、試薬などのハイエンド産業のニーズに応えうる高純度な希硝酸製品を生産する。、中国国内でも最大規模の硝酸、硝酸カリウム市場を持つ山東省を主拠点とし、豊富な顧客リソースを持つ。  22年12月期の売上高は8億3101万元(前期比63.92%増)、純利益は6994万元(同2.24倍)。新規上場に伴い調達予定の1億5000万元(約29億円)は、年産20万トンの溶融塩貯留設備建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
硝酸や硝酸塩など化学品メーカーの山東華陽迪爾化工(831304/北京)が4月18日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格は3.98元に対し、初値は10.55%高い4.40元だった。終値は同16.83%高の4.65元だった。(イメージ写真提供:123RF)
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2023-04-18 19:45