カーテンウォール製造の江蘇恒尚節能科技、初値は公開価格を83.08%上回る29.11元

建築用カーテンウォールなどの製造を手掛ける江蘇恒尚節能科技(603137/上海)が4月19日、上海証券取引のメインボードに新規上場した。公開価格15.90元に対し、初値は83.08%高い29.11元だった。終値は同59.25%高い25.32元だった。
同社は2012年設立の民営企業で、20年に株式会社化した。建築用カーテンウォールおよびドア・窓の製品開発、エンジニアリング設計、加工・製作、取付・施工、アフターサービスを主業務としており、オフィスビル、複合商業施設、マンションなど各種建築に対応する。中国建築装飾協会カーテンウォールエンジニアリング部会から18年には建築用カーテンウォール製作・取付業界推薦優秀企業に、19年には全国建築カーテンウォール業界優秀企業に選ばれている。
22年12月期の売上高は19億4359万元(前期比5.99%減)、純利益は1億1753万元(同32.08%増)。23年1〜3月期の業績予測は、売上高が4億5000万〜5億1000万元(前年同期比13.92〜29.11%増)、純利益は5350万〜6600万元(同11.63%減〜9.02%増)。
新規上場に伴い調達予定の5億7732万元(約113億円)は、約56%の3億2308万元を広東省江門市でのカーテンウォールスマート化生産拠点建設プロジェクトに、約18%1億423万元をデジタル化スマート設計・開発センタープロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
建築用カーテンウォールなどの製造を手掛ける江蘇恒尚節能科技(603137/上海)が4月19日、上海証券取引のメインボードに新規上場した。公開価格15.90元に対し、初値は83.08%高い29.11元だった。終値は同59.25%高い25.32元だった。(イメージ写真提供:123RF)
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2023-04-19 18:45