【上海IPO】シリコンウエハー代理生産の合肥晶合集成電路が20日に公募開始、5億153万株発行予定

上海証券取引所の科創板への上場を目指す、合肥晶合集成電路(688249/上海)が4月20日、新規公開(IPO)に向けた公募を開始する。5億153万株を発行予定で、公募価格は19.86元。公募終了後、速やかに上場する見込みだ。
同社は2015年設立で、20年に株式会社化した。12インチシリコンウエハーを中心としたシリコンウエハー代理生産を主業務としている。150nm、110nm、90nm、55nmなど製造プロセスの研究開発プラットフォームを持ち、DDIC、CIS、MCUなどさまざまな種類のロジックチップ分野をカバーしている。主な代理生産品はパネルディスプレイ駆動用半導体チップで、テレビ、ディスプレイ、ノートパソコン、タブレットパソコン、スマートフォン、スマートウェアラブルデバイスなどのディスプレイに用いられている。
生産能力を急速に拡大しており、12インチウエハーの生産能力は20年末現在で約26万6200個、21年末で57万900個、22年末には126万2100個となっている。22年4〜6月期における売上高ベースの世界シリコンウエハー代理生産企業ランキングは9位。22年12月期における売上構成は、55nmプロセスが0.39%、90nmが51.99%、110nmが31.57%、150nmが16.05%となっており、90nmプロセス12インチシリコンウエハーの生産が主力だ。
22年12月期の売上高は、100億5094万元(前期比85.13%増)、純利益は31億5619万元(同82.56%増)。23年1〜3月期の業績予測は、売上高が10億5357万〜11億861万元(前年同期比60.66〜62.62%減)、純損益は2億7313万〜3億5497万元の赤字(前年同時期は13億743万元の黒字)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
上海証券取引所の科創板への上場を目指す、合肥晶合集成電路(688249/上海)が4月20日、新規公開(IPO)に向けた公募を開始する。5億153万株を発行予定で、公募価格は19.86元。公募終了後、速やかに上場する見込みだ。(イメージ写真提供:123RF)
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2023-04-19 19:30