長城汽車、２３年１〜３月期は純利益が前年同期約９０％減の１億７５００万元に縮小

　中国の自動車メーカー、長城汽車（０２３３３／香港）が４月２１日、２０２３年１〜３月期（第１四半期）の業績報告を発表した。売上高は前期比１０％以上の減少、純利益は約９０％の減少となった。 　２３年１〜３月期の売上高は２９０億３８５２万人民元で、前年同時期の３３６億１９２９万元から１３．６３％減となった。営業総費用は２９３億７８８７万元（前年同期比１０．２５％減）で、売上高を上回った。 　一方で、投資収益は２億５５０１万元で同４３．２６％と前年同時期を大きく上回った。しかし、本業の業績悪化が大きく響き、当期純利益は１億７５６４万元で前年同時期の１６億３１８５万元から８９．２３％の大幅な減少となった。 　同社は当期の自動車販売が２１万９９６８台で前年同時期の２８万３５００台から２２．４１％減、生産も２２万４０８６台で前年同時期の２８万５９０６台から２１．６２％減と前年の実績を下回った。（編集担当：今関忠馬）（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）