中国大唐国際発電、23年1〜3月期は若干の減収も黒字転換

中国の発電大手、中国大唐国際発電(00991/香港、601991/上海)が4月27日、2023年1〜3月期(第1四半期)の業績報告を発表した。売上高が前年同期比で若干減少した一方で、損益は黒字に転換した。
23年1〜3月期の売上高は280億4951万人民元で、前年同時期の298億316万元から5.88%減少した。
当期の上場会社株主に帰属する純利益は1億3694万元の黒字で、4億1383万元の赤字だった前年同期から黒字に転換した。また、非経常損益を指した純損益も4753万元の黒字となった。前年同時期に2億3827万元の損失を計上していた関連会社および合弁企業に対する投資損益で、当期は4億3562万元の収益を計上しており、関連会社および合弁会社の業績が好調だったことが黒字転換の大きな要因となった。
当期における同社(子会社を含む)のオングリッド電力量は530億6090万キロワット時(kWh)で、前年同時期に比べて8.69%減少した。このうち、石炭発電が414億9590万kWh(前年同期比10.97%減)、水力発電が32億150万kWh(同36.30%減)と減少した一方で、風力発電が37億730万kWh(同33.01%増)、太陽光発電が7億2140万kWh(同51.30%増)と大幅に増えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
中国の発電大手、中国大唐国際発電(00991/香港、601991/上海)が4月27日、2023年1〜3月期(第1四半期)の業績報告を発表した。売上高が前年同期比で若干減少した一方で、損益は黒字に転換した。(イメージ写真提供:123RF)
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2023-04-27 23:45