日本調剤、今3月期は40.4%の営業増益を計画

 30日引け後、日本調剤 <3341> が前14年3月期業績と今期の業績予想を発表した。  前期業績は、売上高が1653億4700万円(前々期比18.6%増)、営業利益は47億4400万円(同46.2%増)、純利益は19億100万円(前々期の10.3倍)となり、従来予想に対して営業利益は21億円超、純利益は14億円近くの未達で着地している。  医薬品製造事業において、13年4月に子会社化した長生堂製薬との事業統合における費用が計画を上回ったことなどが要因となった。  今期の業績予想は、売上高は1885億7600万円(前期比14.0%増)、営業利益は66億6000万円(同40.4%増)、純利益は32億200万円(同68.4%増)を計画。4月に診療報酬や調剤報酬などの改定が行われたほか、消費増税の影響も見込まれるなかで、大幅増益を見通している。  日本調剤の30日の株価は、122円高の2836円。(編集担当:片岡利文)
30日引け後、日本調剤が前14年3月期業績と今期の業績予想を発表した。
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2014-04-30 16:15