自動車用ガラス大手の福耀ガラス２３年１〜３月期は増収増益、売上高７０．５億元

　中国の自動車用ガラス大手の福耀ガラス（０３６０６／香港、６００６６０／上海）が２０２３年１〜３月期（第１四半期）の業績報告を発表し、前年同時期に比べて増収増益となった。 　２３年１〜３月期の売上高は７０億５２４２万人民元で、前年同時期の６５億４７７５万元から７．７１％増加した。 　当期の親会社株主に帰属する純利益は９億１４５０万元で、前年同時期の８億７１１８万元から４．９７％の増加となった。また、非経常損益を差し引いた純利益は８億７７９５万元で前年同期比２．６１％増だった。海運輸送費の価格が低下した一方で、エネルギー価格が高騰したほか、ガラスの原材料である炭酸ナトリウム価格の高騰でコストが上昇した。 　２２年１２月期通期の売上高は売上高が２８０億９８７５万元（前期比１９．０５％増）、上場会社株主に帰属する純利益は４７億５５５９万元（同５１．１６％増）、非経常利益を差し引いた純利益は４６億６５７０万元（同６５．６９％増）だった。（編集担当：今関忠馬）（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）