エンジニアリング大手・中国冶金科工の２３年１〜３月期は２ケタの増収増益に

　中国のエンジニアリング大手、中国冶金科工（０１６１８／香港、６０１６１８／上海）が４月２７日、２０２３年１〜３月期（第１四半期）の業績を発表した。 　２３年１〜３月期の売上高は１４４４億５２６３万人民元で、前年同時期の１１８０億２６８２万元を２２．３９％上回った。 　当期純利益は４３億８８８８万元で、前年同時期の３７億９３５２万元から１５．６９％増加。上場企業株主に帰属する純利益は３３億７１８６万元で、前年同時期の２６億８１０７万元から２５．７７％増加した。また、非経常利益を差し引いた純利益は３２億８４５４万元で前年同期比２７．２３％増となっている。 　当期の新規受注契約金額は３２５８億１０００万元で同２．１％増加し、このうちエンジニアリング契約額は３１４５億７０００万元だった。また、契約額５０００万元以上の分野別大型エンジニアリングプロジェクト受注状況は建物建設が３５２件、契約金額１５３２億５０００万元（同１１．７％減少）、交通・インフラ建設が１３９件、５０１億７０００万元（同１７．８％増）、冶金エンジニアリングが１７０件、３６１億７０００万元（同２０．７％減）、その他が１８０件、６４５億２０００万元（同６４．０％増）だった。（編集担当：今関忠馬）（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）