【北京IPO】生産ライン自動化設備メーカーの寧夏巨能機器人、初値は公開価格を71.09%上回る9.41元

生産ライン自動化設備メーカーの寧夏巨能機器人(871478/北京)が5月12日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格5.50元に対して、初値は71.09%高い9.41元だった。終値は同3.27倍の18.00元だった。
同社は2008年設立の民営企業で、16年に株式会社化した。各種ロボットの自動化生産ライン、自動化補助ユニット、スマート工場管理ソフトウェアなどを柱とする、スマート製造分野の全体的なソリューションプラン提供を主業務としている。主な顧客にはBYD、東風ホンダ、広州汽車、第一汽車などの自動車メーカー、広東鴻図などのダイキャスト製品メーカー、 隆基機械、天潤工業、科華などの自動車部品メーカー、湘電集団などの各種モーターメーカーなどを含む。
22年12月期の売上高は2億7441万元(前期比31.13%増)、純利益は3495万元(同15.92%増)。
新規上場に伴い調達予定の2億1126万元(約41億円)は、約60%の1億2761万元を工業用ロボット・スマート設備生産拠点プロジェクトに、約16%の3364万元を研究開発センター建設プロジェクトに、約24%の5000万元を流動資金の補充に用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
生産ライン自動化設備メーカーの寧夏巨能機器人(871478/北京)が5月12日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格5.50元に対して、初値は71.09%高い9.41元だった。終値は同3.27倍の18.00元だった。(イメージ写真提供:123RF)
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2023-05-12 19:15