日経平均は36円高スタート、九州電と北海電は急伸

 5月1日の日経平均株価は前日比36円98銭高の1万4341円09銭で寄り付いた。前日の米国市場でNYダウが過去最高値を更新したため、投資家心理がやや改善。東京市場では幅広い銘柄に買いが入った。ただ、ドル・円が弱含みで推移しているため、輸出株の上値は限定的。  個別では、日本政策投資銀行に優先株を発行すると発表した九州電力 <9508> 、北海道電力 <9509> が急伸した。14年3月期利益予想を上方修正したサノヤスホールディングス <7022> や14年9月期業績予想を上方修正したシステムソフト <7527> なども高く、15年3月期で営業益2ケタ増予想のヤマハ <7951> は買い気配スタート。  半面、15年3月期で減収減益予想のTOTO <5332> は売りが先行した。14年6月期第3四半期で営業益75%減のレーザーテック <6920> も軟調。中間期で大幅増益を確保したが、14年9月期業績予想を据え置いたコロプラ <3668> も下落している。(編集担当:宮川子平)
5月1日の日経平均株価は前日比36円98銭高の1万4341円09銭で寄り付いた。
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2014-05-01 09:00