信義ガラスHD、23年1〜6月期は建築市場低迷で40%前後の減益見通し

 中国のガラスメーカーの信義ガラスHD(00868/香港)が6月23日、2023年1〜6月期の中間決算予告を発表し、純利益が前年同期比より40%前後減少する見通しを示した。  業績予告によると、23年1〜6月期の株主に帰属する純利益は18億1800万〜21億4800万香港ドルで、前年同時期の33億500万ドルから35〜45%減少する見通し。  減益となる要因について同社は、中国大陸の建築市場におけるフロートガラスの需要が縮小し、製品の販売価格が前年同時期に比べて低水準で推移したこと、供給量が減少したことでエネルギーや材料の全体的な平均コストが前年同時期に比べて上昇し続けていることを挙げた。  同社は1988年設立で、2005年に香港メインボードに上場した。フロートガラス、自動車用ガラス、建築用省エネガラスなどの製品を取扱い、世界140カ国・地域に向けて販売している。  22年12月期通期の売上高は257億4599万ドル(前期比15.47%減)、純利益は51億4420万ドル(同55.54%減)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
中国のガラスメーカーの信義ガラスHD(00868/香港)が6月23日、2023年1〜6月期の中間決算予告を発表し、純利益が前年同期比より40%前後減少する見通しを示した。(イメージ写真提供:123RF)
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2023-06-23 19:45