BRUNOがジャパンギャルズ子会社化で美容家電分野に本格参入

 BRUNO<3140>は28日、美容家電分野に本格的に参入するため、ジャパンギャルズ(=JG、愛媛県四国中央市)を完全子会社化すると発表した。  同社はインテリア雑貨などの開発、卸、小売りなどを展開中。主力ブランドはキッチン家電を中心としたインテリア商品の「BRUNO」で、代表商品にはテレビや雑誌などのメディアに多数取り上げられ、販売台数が323万台(3月末時点)を超えた「コンパクトホットプレート」がある。  一方、JGは超音波美容機を主軸に、その他美容機器の製造販売のほか、医薬部外品、化粧品の製造販売を手掛ける。美容マスク全自動製造機を導入し、医薬部外品製造許可、ISO9001を取得しており、顧客満足度の高い商品の企画・開発に定評がある。特に超音波美顔器の分野においては先駆者として高シェアを持つ。  同社がかねてから新しい商品分野の取り扱いを検討する中で、BRUNOブランドのユーザーから美容家電に期待する声があった。また、ここ数年、コロナ禍において自分自身への投資として美容家電への関心が高まった上、最近では男性ユーザーによる美容家電の利用も増加している。こうした中で、親会社のRIZAPグループ<2928>から同社に対してJGの株式譲渡について打診があり、今回の決定に至った。  JG子会社化により、同社は美容家電分野へ早期参入が実現できるだけでなく、付加価値の高い商品サービスを提供する上で大きな推進力となり、将来的に企業価値の向上につながっていくと期待される。 (写真はジャパンギャルズの超音波美容機。提供:BRUNO)
BRUNO<3140>は28日、美容家電分野に本格的に参入するため、ジャパンギャルズ(=JG、愛媛県四国中央市)を完全子会社化すると発表した。(写真はジャパンギャルズの超音波美容機。提供:BRUNO)
economic company
2023-07-28 17:00