エプソンが急騰、前期営業益は4倍に、今期は大幅増配を予想
セイコーエプソン <6724> が急反発。午前10時28分に489円高(17.6%高)の3275円まで買われている。
同社は4月30日引け後に、前14年3月期決算と今期予想を発表。前期の好業績や今期の増配予想などが買い材料となった。
前期業績は、売上高が1兆36億600万円(前々期比17.9%増)。営業利益は849億6800万円(前々期の4.0倍)、純利益は836億9800万円(前々期は100億9100万円の赤字)となっている。
同社は1月末に通期予想を修正しており、営業利益は580億円から790億円に、純利益を340億円から520億円に引き上げたが、修正後の水準からさらに大幅な上積みでの着地となっている。為替の円安進行が寄与したほか、インクジェットプリンターの販売単価上昇、消耗品の売上増なども要因となった。
同社の今期業績予想は、売上高が前期比0.6%増の1兆100億円、営業利益は同2.4%増の870億円、純利益は同22.3%減の650億円を計画。配当金は、中間期・期末とも35円の年間70円(前期は50円)を予想している。(編集担当:片岡利文)
セイコーエプソンが急反発。午前10時28分に489円高(17.6%高)の3275円まで買われている。
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2014-05-01 10:45