新光電工は急反発、今期は最終減益予想も市場コンセンサスを上回る
新光電気工業 <6967> は4営業日ぶりに急反発し、前場は97円高(14.39%高)の771円を付ける場面があった。
4月30日引け後に開示した15年3月期業績予想では、売上高1555億円(前期比10.7%増)、営業利益98億円(同5.2%増)を計画。純利益は63億円(同32.3%減)と最終減益を見込んだが、市場コンセンサスの60億円弱を上回ったことが見直し買いを誘ったようだ。配当は中間期・期末とも10円の年間20円(前期は特別配当5円を含む25円)を予定している。
シティグループ証券は4月30日付リポートで投資判断「買い」を継続した。株価は1月21日の年初来高値982円から下落が続いていたため、今期業績予想は「ひとまずポジティブ視される」との見方を示している。また、会社側の示した前提為替レートは1ドル=98円で、計画達成に向けた保守的な姿勢が堅持され、一定の増益期待は醸成されるとみた。
なお、14年3月期の売上高は前期比10.4%増の1404億1200万円、営業利益は同3.1倍の93億1500万円、純利益は同3.2倍の93億900万円だった。(編集担当:宮川子平)
新光電気工業は4営業日ぶりに急反発し、前場は97円高(14.39%高)の771円を付ける場面があった。
japan,company
2014-05-01 13:15