小林製薬が堅調、前期の配当増額や自社株買いなど発表
小林製薬 <4967> が4月30日に、前3月期業績と今期の業績予想を開示。自社株買いについても発表している。
前期の売上高は前々期比4.7%増の1272億9300万円、営業利益は同7.2%増の181億2200万円となり、純利益は同1.1%増の123億700万円と過去最高を更新した。
主力の家庭用品製造販売事業において、除菌処方の水洗トイレ用芳香洗浄剤や愛犬家用芳香消臭剤などの新製品が寄与したほか、歯間清掃具などが好調。東南アジアや米国では額用冷却シートの売上が拡大したという。
今期予想は、売上高1320億円(前期比3.7%増)、営業利益は184億円(同1.5%増)、純利益は125億円(同1.6%増)を見通しており、前期と同程度の設備投資を計画している。
配当金については、前期の期末配当を41円から43円に増額。年間で86円(前期は82円)としている。今期も前期と同水準の年間86円を予想した。
また、業績発表と同時に、小林製薬では自社株買いを発表している。取得株数は上限で27万株(発行済み株式総数の0.6%)、取得価額は上限15億円。取得期間は5月1日から6月20日までとなる。
小林製薬の1日の株価は、前場に290円高の6490円まで買われている。(編集担当:片岡利文)
小林製薬が4月30日に、前3月期業績と今期の業績予想を開示。自社株買いについても発表した。
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2014-05-01 13:30