日経平均は大幅続伸、全般底上げムードが強まる=長島和弘
■今日の動きから
5月1日の東京株式市場、日経平均株価は181円02銭高の1万4485円13銭と大幅続伸しました。米国株最高値更新を好感し、好業績予想の銘柄中心に堅調な展開となりました。日経225採用で値上り銘柄数は190、値下り銘柄数は29、変わらずは6。東証1部上場値上り1506銘柄、値下り225銘柄、変わらず77。全33業種中食料品を除く32業種が値上がり。TOPIXも続伸。マザーズは3営業日ぶりに反発。東証REITは続伸となりました。
日経平均採用銘柄では、コマツ <6301> が連日高値、花王 <4452> が年初来の高値を更新したほか、ヤマハ <7951> やアルプス <6770> 、富士通 <6702> などが急伸するなど、市場予想を上回る業績見通しの銘柄に物色の矛先が向かいました。
相場を牽引するような銘柄はないが、市場予想を下回り売り込まれていた銘柄が下げ止まっており、全般底上げムードが強まると期待される。決算発表に対しても多少市場予想を裏切ったとしても保守的との見方が強まり、徐々に前向きに評価する姿勢に変わる可能性が出てきたようだ。(執筆者:長島和弘)
相場を牽引するような銘柄はないが、市場予想を下回り売り込まれていた銘柄が下げ止まっており、全般底上げムードが強まると期待される。決算発表に対しても多少市場予想を裏切ったとしても保守的との見方が強まり、徐々に前向きに評価する姿勢に変わる可能性が出てきたようだ。
economic
2014-05-01 15:30