オンワードホールディングスは健康機器メーカーのタニタとの連携など期待材料を内包
総合アパレル最大手のオンワードホールディングス <8016> は、5月1日(木)10円高(+1.46%)の697円と3営業日続伸し、高値からの調整一巡感が出ている。健康機器メーカーのタニタとの連携など期待材料を内包し、好業績予想で割安感があり、配当利回り妙味がソコソコあり、中長期的な視点で注目したい。
足元の業績、国内事業、海外事業とも選択と集中を更に進め、基幹事業および主力ブランドへ必要な投資を行い安定的で収益性の高い事業の拡大を確実に行い、今後成長が見込める分野や市場に向けた新規ビジネスの開発・進出を積極的に推進し成長スピードをあげ、今2月期業績予想は売上高2907億円(前年同期比4.2%増)、営業利益123億円(同30.5%増)、経常利益137億円(同12.2%増)、純利益54億円(同15.9%増)を見込んでいる。年間配当は24円を予定している。
株価は、昨年7月18日の高値980円から3月20日に年初来の安値630円と350円(35.7%)調整。4月11日安値645円と売り直されて上昇。13週移動平均線を突破しておりリバウンド局面入りが見込まれる。オンワード樫山のSC・ファッションビル向けレディスブランド「Feroux(フェルゥ)」の店舗において、健康機器メーカーのタニタは、新ブランド「La Muse(ラ・ミューズ)」を立ち上げ、この4月から体組成計、活動量計、皮下脂肪厚計を販売しているが、オンワードHDと他業種との連携は市場の関心を集めると思われる。また、夏本番到来はまだ先だがクールビズ関連として見直される場面も予想される。PBR0.7倍と割り負け、配当利回り3.4%と利回り妙味もソコソコあり、待ち伏せ買い妙味が膨らもう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
総合アパレル最大手のオンワードホールディングス<8016>(東1)は、5月1日(木)10円高(+1.46%)の697円と3営業日続伸し、高値からの調整一巡感が出ている。
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2014-05-02 07:15