ケイファーマ・オーバーウエート継続:FTD治療薬候補「KP2021」など企業治験に向け準備

 ケイファーマ <4896> について、ウエルスアドバイザーは7日付けレポートで想定株価レンジ850-1050円を据え置き、投資判断を「オーバーウエート」(強気)継続としている。  同社はiPS創薬事業、再生医療事業を二刀流で手掛ける慶応義塾大学発のバイオベンチャー。ALS(筋委縮性側索硬化症)に関する開発パイプライン(新薬候補)「KP2011」の日本国内の権利はアルフレッサファーマに導出し、同レポートでは近い将来の海外導出に期待と指摘している。  また、FTD(前頭側頭認知症)治療を目指す「KP2021」、HD(ハンチントン病)治療を目指す「KP2032」、亜急性期の脊髄損傷の治療を目指す「KP8011」に関しては、現在、CRO(医薬品開発業務受託機関)、CDMO(医薬品開発製造受託機関)の選定から、PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)への事前相談準備など、企業治験に向けた準備を進めており、今後の展開に注目としている。
 ケイファーマ <4896> について、ウエルスアドバイザーは7日付けレポートで想定株価レンジ850-1050円を据え置き、投資判断を「オーバーウエート」(強気)継続としている。
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2025-03-07 10:15