テックP、ウエルスアドバイザーは「ASUSグループ下でも業績拡大を期待」と

 テックポイント・インク(テックP) <6697> について、ウエルスアドバイザーが26日付リポートで、台湾ASUSグループ入りで新規顧客の増加やシナジー効果を期待するとした。  テックPは1月、台湾PC大手ASUS(エイスース)グループの半導体メーカーとの合併契約を締結、米国や台湾の規制当局の認可が下りて合併成立すれば上場廃止となる見通し。  24年12月期の連結業績は増収増益で着地。車載カメラシステム向け半導体が複数の新規案件を獲得し、監視カメラシステム向けでは上半期(1-6月)に減収だったが、下半期(7-12月)は増収と改善傾向と指摘。25年12月期の業績予想は開示していないが、中国自動車メーカーでの純正品の採用が増えていることなどから業績拡大が期待されるとした。  なお、ウエルスアドバイザーでは、テックPが上場廃止となることを前提に投資判断を「オーバーウエート」(強気)から「Suspended」(一時停止)としている。
 テックポイント・インク(テックP)について、ウエルスアドバイザーが26日付リポートで、台湾ASUSグループ入りで新規顧客の増加やシナジー効果を期待するとした。
economic company
2025-03-26 10:00