高齢化社会を迎えた日本・・・脚光を浴びる「高齢者向けロボット」=中国報道

中国メディアの梅州日報は3日、「高齢化社会を迎えた日本は老人主体の経済になる」とし、そうした背景下で介護ロボットなど「高齢者向けのロボット」が脚光を浴びていると報じた。
日本で活躍するさまざまなタイプの「高齢者向けロボット」について、記事はまずお年寄りを介護する者の負担を大幅に軽減させることができる「ロボットスーツHAL」を紹介している。
HALは装着した者の脳から筋肉へ送られた信号を読み取り、身体機能を改善・補助・拡張することができるサイボーグ型ロボットだ。記事は介護者がHALを体に装着することによって、介護時の負担を大幅に軽減させることができると伝えた。
さらに日本で活躍する「高齢者向けロボット」として、記事は自立を支援するタイプのロボットやコミュニケーションが取れるロボットの存在を挙げている。「これらのロボットによってお年寄りは活力と自信を取り戻すことができる」としたうえで、公益社団法人かながわ福祉サービス振興会の関係者の話を紹介、産業技術総合研究所が開発したアザラシ型の癒しロボット「パロ」や、NECが開発した「PaPeRo」といったロボットが近年、高齢者向け福祉施設に導入されるケースが増えていると伝えた。
記事は、他人とコミュニケーションを取ろうとしていなかったお年寄りがパロの存在によって性格が明るくなったケースや、痴呆ゆえに情緒不安定だったお年寄りが精神的に安定するようになったケースなどが報告されていることを紹介している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの梅州日報は3日、「高齢化社会を迎えた日本は今後、高齢者が主体の経済になる」と報じ、そうした背景下で介護ロボットなど「高齢者向けのロボット」が脚光を浴びていると報じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-05-06 11:30