日経平均は161円安スタート、米株安や円高進行で
連休明け7日の日経平均株価は前営業日比161円26銭安の1万4296円25銭で寄り付いた。下げ幅は一時260円を超えている。朝方の時点でドル・円が101円台後半(2日終値は1ドル=102円48銭-49銭)まで下落するなど円高が進んだため、東京市場では円高進行を嫌気した売りが優勢となった。ウクライナ情勢の緊迫化や米企業業績への懸念から、前日のNYダウが急落したことも重し。
個別では、15年3月期で純利益9割減を見通した三井松島産業 <1518> や2ケタ減予想の出光興産 <5019> が売られた。14年3月期業績予想の下方修正で最終赤字に転落したワタミ <7522> も安い。ネクストウェア <4814> も急落している。第三者委員会の設置と14年3月中間期決算の発表日延期を発表したジャパンベストレスキューシステム <2453> は売り気配スタート。
半面、15年3月期で2ケタ増収増益を見込んだTOA <6809> は急伸。長野県で小売や交通などを展開するアルピコホールディングスとの資本提携を発表したマツヤ <7452> も上昇した。14年3月期業績予想を上方修正した名村造船所 <7014> も買われている。(編集担当:宮川子平)
連休明け7日の日経平均株価は前営業日比161円26銭安の1万4296円25銭で寄り付いた。
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2014-05-07 08:30