【今日のドル円】FRB議長証言内容を受けて動くか、やや下方向の動きを警戒
本日の米国では米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が委員会で証言を行う。証言内容を受けて米国の利上げ時期についての思惑が変化するような動きがあれば、ドル/円も動きが出てこよう。
先週末の米4月雇用統計が表面的には良好でも内容としては良いとはいえない要素が目立っていることを考慮すると、同議長からタカ派的な証言が飛び出すことは考えにくい。また、足元でウクライナ情勢緊迫化に対する警戒感が拡がっていることを考えると、「リスクオンの円売り」も期待しづらい。本日はやや下方向の動きを警戒した方が良さそうだ。
下落した場合は4月11日安値101.327円、3月3日安値101.200円、そして200日移動平均線(執筆時点:101.018円)がそれぞれ目途となってくる。101.000円を割り込むと、年初来安値(100.754円)も視野に入ってこよう。なお、上昇した場合、まずは20日移動平均線(執筆時点:102.177円)が壁になってくると見る。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
本日の米国では米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が委員会で証言を行う。証言内容を受けて米国の利上げ時期についての思惑が変化するような動きがあれば、ドル/円も動きが出てこよう。
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2014-05-07 09:45