ユニチカが軟調、原価高と特損計上で前期下方修正

 ユニチカ <3103> が軟調。寄り付き直後に2円安(3.4%安)の57円まで売られている。  同社は2日引け後、前3月期における特別損失計上と業績予想の修正を発表、売り要因となった。  前期の売上高は従来予想の1650億円から1620億円(前々期比1.1%増)に下方修正、営業利益は75億円から68億円(同23.2%増)に、純利益は20億円から6億円(前々期は108億7500万円の赤字)に減額されている。  円安・ドル高に伴う原燃料価格の上昇が影響し、営業利益が減少。また、産業繊維事業に関わる固定資産について約13億円の減損損失を計上、子会社で発生した耐火スクリーンの不具合に対する対応費用で約13億円を損失計上した結果、純利益が減額された。  ユニチカの年初来安値は、3月20日に付けた53円。(編集担当:片岡利文)
ユニチカが軟調。寄り付き直後に2円安(3.4%安)の57円まで売られている。
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2014-05-07 09:45