アサヒは底堅い、第1四半期の大幅増益を材料視
アサヒグループホールディングス <2502> は反発し、底堅く推移している。買い一巡後は伸び悩む場面もみられたが、午前10時前には持ち直し、一時71円高(2.46%高)の2889円を付けた。2日引け後、14年12月期第1四半期の決算を発表。売上高は前年同期比10.0%増の3750億4900万円、営業利益は同2.5倍の153億6800万円、純利益は26億900万円(前年同期は16億1700万円の赤字)だった。
消費税率引き上げ前の駆け込み需要もあり、ビールの販売数量が大きく伸びた。包装資材のコスト削減や工場の効率的な設備投資で収益性の向上を推進した。食品事業も大幅な増収増益を達成。飲料事業は営業黒字に転じた。
業績予想は従来計画を据え置いた。6月中間期では、売上高7950億円(前年同期比1.8%増)、営業利益370億円(同0.2%増)、純利益135億円(同12.5%減)を見込んでいる。(編集担当:宮川子平)
アサヒグループホールディングスは反発し、底堅く推移している。
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2014-05-07 11:00