細田工務は年初来高値更新、前期利益予想の上方修正が刺激材料に
細田工務店 <1906> は2日引け後に発表した14年3月期利益予想の上方修正が好感されて急伸。朝方には44円高(28.21%高)の200円を付け、1月20日の年初来高値を上回った。200円台回復は昨年(13年)11月18日以来。
売上高は前期比11.5%減の197億1400万円(従来予想は209億2700万円)にとどまる見通しだが、営業利益予想を4億9800万円から6億6600万円(前期実績は10億8000万円の赤字)、純利益予想を1億1300万円から3億1200万円(同14億7800万円の赤字)に引き上げた。
不動産事業では定価販売の励行で粗利益率の確保を目指した結果、売上高総利益率が向上。建設事業では消費税率引き上げ前に受注が増加し、新規契約件数が順調に推移した。資材価格の高騰や労務不足などの影響は軽微で済んだが、今期に影響が見込まれるとしている。(編集担当:宮川子平)
細田工務店は朝方には44円高(28.21%高)の200円を付け、1月20日の年初来高値を上回った。
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2014-05-07 11:15