イナリサーチはストップ高、前期業績予想と配当予想の修正を好感
イナリサーチ <2176> は100円ストップ高の792円を付けた。後場は同値買い気配となっている。7日午前11時20分に開示した14年3月期業績予想の修正が刺激材料になった。
売上高を26億5000万円から27億7800万円(前期比3.9%減)に増額。営業利益は7400万円から6600万円(同6.6倍)に下方修正したが、純利益は2000万円から7000万円(前期は600万円の赤字)に引き上げた。
移植寛容型のカニクイザルの用途拡大など新たな分野の市場開拓で受注が増加した。原材料費や燃料費などの高騰で営業利益は計画に届かなかったが、キャッシュフロー改善で借入金が減少し、利息支払いが減少したため、純利益は予想を上回った。
また、期末一括配当も従来予想の3円から6円に見直した。普通配当を5円としたうえ、設立40周年記念配当1円を上乗せしている。(編集担当:宮川子平)
イナリサーチは100円ストップ高の792円を付けた。
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2014-05-07 13:00