東鉄鋼はプラス転換、前期は利益が計画上ブレ、今期は営業益9割増予想

 東京鉄鋼 <5445> は7日午後2時に開示した14年3月期の決算をきっかけにプラス圏へ浮上。23円高(5.97%高)の408円を付け、4営業日ぶりに400円台を回復した。  14年3月期の売上高は前期比5.0%増の577億2500万円で着地。営業利益は同58.6%減の17億6700万円、純利益は同74.9%減の7億2900万円と大幅減益だったが、従来計画に対し、営業利益は6割、純利益は3割上回った。  15年3月期は売上高640億円(前期比10.9%増)、営業利益34億円(同92.4%増)、純利益22億円(同3.0倍)と大幅な増収増益を計画した。配当は中間期2円、期末8円の年間10円(前期7円、前々期10円)と、前々期の水準に戻す方針。主力のネジテツコンや関連商品などの付加価値製品の拡販に努め、適正な製品価格の確保とコストダウンに注力する。(編集担当:宮川子平)
東京鉄鋼は7日午後2時に開示した14年3月期の決算をきっかけにプラス圏へ浮上。
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2014-05-07 14:15