コンビニおにぎり調査・・・米、具材はローソン、海苔はセブンイレブン

総合マーケティング支援を行うネオマーケティング(本社・東京都渋谷区)はこのほど、4月下旬に実施した「コンビニおにぎりのおいしさに関する調査」の結果を発表した。ローソンの「新潟コシヒカリおにぎり 大きな焼さけハラミ」(税込168円。以下、同商品を「ローソン」と表記)とセブンイレブンの「金のおむすび 炭火で炙った紅鮭はらみ」(税込200円。以下、同商品を「セブンイレブン」と表記)を比較したところ、米、具材ではローソン、海苔(のり)ではセブンイレブンの評価が高かった。(画像提供:ネオマーケティング)
ネオマーケティングは、20-49歳のアイリサーチ登録モニターの男女100人を対象に、4月26日に会場調査を実施。米、具材、海苔などの項目ごと、さらに各要素を総合した上での「おいしいと思うおにぎり」、「買いたいおにぎり」などを尋ねた。
最初はアンケート協力者にブランド名などを伝えず、味について評価してもらった。「米」については、「ローソン」を「おいしい」、「ややおいしい」とした人を「ローソンの方がおいしい」と判断したとして合計したところ、47.0%だった。「セブンイレブン」をおいしいとした人は計36.0%だった。
米については、「ローソン」と「セブンイレブン」についてそれぞれ、「つや」、「粒感」、「おいしさ」、「塩加減」で評価してもらった。「つや」、「おいしさ」については「ローソン」の方が高い評価を得た。「粒感」、「塩加減」では「セブンイレブン」だった。
海苔では「セブンイレブン」をおいしいとした人は64.0%、「ローソン」は22.0%だった。
海苔の「香り(風味)」、「色」について、両者をそれぞれ評価してもらったところ、いずれも「セブンイレブン」の方が高い評価を得た。
具材では「ローソン」が49.0%、「セブンイレブン」は35.0%だった。「総合的なおいしさ」では、「ローソン」を選んだ人が47.0%、「セブンイレブン」は48.0%だった。
具材の「大きさ・量」、「食べごたえ」、「食感」、「おいしさ」でそれぞれ評価してもらったところ、4項目すべてで、「ローソン」の方が高い評価を得た。特に「ローソン」の「具材の食べごたえ」については回答者全員の100%が評価した。内訳は「あると思う」が77.0%と8割に迫り、「やや、あると思う」は23.0%だった。
ブランド名と価格を告げた後に「どちらのおにぎりを購入したいですか」と改めて尋ねたところ「ローソンを買いたい」と回答した人は32.0%、「やや買いたい」と回答した人は32.0%で、計64.0%だった。
「セブンイレブンを買いたい」は9.0%、「やや買いたい」は23.0%で、計32.0%だった。「買いたい」と「やや買いたい」の合計で差がついただけでなく、「ローソン」の場合には「買いたい」とはっきりと意思表示をした人が回答者全体の約3分の1にのぼるなど、高評価が目立った。価格面を考えあわせるなどで、ローソンを選んだ人が多かったと思われる。(編集担当:中山基夫)
総合マーケティング支援を行うネオマーケティング(本社・東京都渋谷区)はこのほど、4月下旬に実施した「コンビニおにぎりのおいしさに関する調査」の結果を発表した。(画像提供:ネオマーケティング)
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2014-05-07 14:45