カシオが前期配当を増額、今期営業益は31%増を計画

 カシオ計算機 <6952> が7日引け後、前14年3月期業績と今期の業績予想を発表した。  前期業績は、売上高が前々期比8.1%増の3217億6100万円となり、営業利益は同32.5%増の265億7600万円、純利益は同34.6%増の159億8900万円で着地した。  ブランド戦略の強化が奏功し北米や中国などで時計販売が好調となったほか、電子辞書も堅調に推移、電子ピアノの販売も拡大したという。  また、期末配当は従来予想の10円から15円に増額され、年間では25円(前々期は20円)となっている。  今期の業績予想は、売上高が3500億円(前期比8.8%増)、営業利益は350億円(同31.7%増)、純利益は230億円(同43.8%増)を見通している。配当金は中間期・期末がともに12.5円の年間25円を計画、為替水準はドルが95円、ユーロが130円を想定している。  カシオの7日の終値は、前営業日比変わらずの1173円。(編集担当:片岡利文)
カシオ計算機が7日引け後、前14年3月期業績と今期の業績予想を発表した。
japan,company
2014-05-07 15:30