決算集計速報PART2 弱気のコンセンサス予想でも買われた銘柄は=金山敏之
3月期決算期企業の本決算発表が先月からスタートしていますが、ゴールデンウィーク中の先週も4月30日が決算発表前半のピークとなったこともあってTOPIX500採用の3月期決算銘柄で70社を超える企業が決算を発表するなど数多くの決算発表が行われました。そこで今回はTOPIX500採用の3月期決算期企業を対象に先週の4月28日から5月2日の決算発表の内容と、決算発表を受けて株価が大きく動いた銘柄も少なからずみられることからその反応を早速集計してみました。
集計結果をみてみると、先週も今期の会社予想がコンセンサス予想を上回ったことで株価が大きく上昇した銘柄や、その一方で今期の会社予想がコンセンサス予想を大きく下回ったことで売られた銘柄が幾つかみられました。しかし、先週の株価の反応で印象的だったのが会社予想がコンセンサス予想を下回ったにも関わらず買われる銘柄がみられた点で、なかでもアルプス電気 <6770> や村田製作所 <6981> では会社予想がコンセンサス予想に届かず弱気の会社予想となったにも関わらず株価が大きく上昇しました。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回はTOPIX500採用の3月期決算期企業を対象に先週の4月28日から5月2日の決算発表の内容と、決算発表を受けて株価が大きく動いた銘柄も少なからずみられることからその反応を早速集計してみました。
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2014-05-07 17:15