アリババの米上場申請、資金調達「FB超え」の可能性も・・・「過去最大規模」なるか=中国メディア

中国のインターネット通販最大手の阿里巴巴(アリババ)グループが6日、米証券取引委員会(SEC)に新規株式公開を申請した。資金調達金額は10億ドル(約1020億円)の予定としている。ただ中国紙・京華時報によると、実際の規模は160億―200億ドルとなるとみられ、2012年に上場して160億ドルを調達した米フェイスブックを上回り、米株式市場で過去最大規模となる可能性がある。
アリババは1999年、馬雲(ジャック・マー)現会長が創業。企業間取引や個人向けなど複数のネット通販サイトを傘下に抱えるほか、決済サービスやクラウド事業も展開する。急成長する中国の個人向けネット通販市場で8割のシェアを握る最大手だ。
SECへの申請資料によると、アリババの筆頭株主は日本のソフトバンクで出資比率が34.4%。米ヤフーも22.6%を出資しており、馬雲氏の持ち分は8.9%だ。
米ブルームバーグによれば現在、馬氏の純資産は125億米ドルだが、米上場によってさらに膨らみ、馬氏は昨年の米フォーブス中国長者番付で1位だった不動産開発会社、大連万達集団の王健林会長を超えて「中国一の富豪」となるとみられる。(編集担当:古川弥生)(イメージ写真提供:123RF)
中国のインターネット通販最大手の阿里巴巴(アリババグ)ループが6日、米証券取引委員会(SEC)に新規株式公開を申請した。資金調達金額は10億ドル(約1020億円)の予定としているが、実際の規模は160億―200億ドルとなるとみられ、2012年に上場して160億ドルを調達した米フェイスブックを上回る可能性がある。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-05-08 08:15