【今日のドル円】ECB総裁会見で動くユーロの値動き警戒、乱高下の可能性も

 本日の米国の経済イベントは新規失業保険申請件数程度。基本的にはアジア市場中は株価睨み、欧米市場中は米長期金利の動きを睨んでの値動きが続くと見られる。ただ、本日の場合は欧州中銀(ECB)の金融政策発表およびドラギECB総裁の定例記者会見が予定されており、これらの内容を受けて動くユーロの動きに警戒したい。  4月下旬の段階で台頭したECBの追加緩和観測は足元では後退しており、政策金利の据え置きが発表された程度ではあまり動かないかもしれないが、ドラギECB総裁が足元の欧州経済と今後の追加緩和措置についてどのような見解を述べるかによって、毎回記者会見発表後のユーロは大きく動く傾向がある。  ユーロ/円、ユーロ/ドルがともに大きく動けば、ドル/円はその綱引きの中で乱高下する可能性があり、要注意だ。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
本日の米国の経済イベントは新規失業保険申請件数程度。基本的にはアジア市場中は株価睨み、欧米市場中は米長期金利の動きを睨んでの値動きが続くと見られる。ただ、本日の場合は欧州中銀(ECB)の金融政策発表およびドラギECB総裁の定例記者会見が予定されており、これらの内容を受けて動くユーロの動きに警戒したい。
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2014-05-08 10:00