日新製鋼は急反発、前期は黒字転換、国内証券は「ポジティブ」と評価

 日新製鋼 <5413> は3営業日ぶりに急反発し、午前9時53分には125円高(12.49%高)の1126円を付けた。7日引け後に発表した14年3月期の決算が好感されたようだ。  売上高は前期比11.1%増の5764億4700万円、経常利益は197億2200万円(同168億7800万円の赤字)、純利益は177億5900万円(同373億9800万円の赤字)で着地し、従来計画を上回った。  三菱UFJモルガン・スタンレー証券は7日付リポートで、在庫評価益やトラブルなどの特殊要因を除いても通年で実力ベースの経常利益で200億円水準に達しており、「ポジティブな印象」と評価。投資判断「アウトパフォーム(強気)」、目標株価1700円を継続した。  販売価格を交渉中で在庫評価の変動が見込まれるとして、15年3月期業績予想については発表を見送った。(編集担当:宮川子平)
日新製鋼は3営業日ぶりに急反発し、午前9時53分には125円高(12.49%高)の1126円を付けた。
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2014-05-08 10:15