ＡＬＳＯＫは後場一段高、今期業績予想が市場コンセンサスを上回る

　ＡＬＳＯＫ <2331> は後場に入って上げ基調を強め、一時１８０円高（８．５１％高）の２２９６円まで上昇。４月４日の年初来高値を更新した。８日午後１時に発表した１５年３月期業績予想が市場コンセンサスを上回った。 　売上高は３６５０億円（前期比１１．２％増）、営業利益は２７８億円（同４６．８％増）、純利益は１６０億円（同４６．１％増）を計画。市場では営業益２００億円程度、純利益１２０億円程度が見込まれていたため、ポジティブサプライズになったようだ。また、配当は中間期・期末とも１７円５０銭の年間３５円（前期は３０円）に引き上げる予定。 　主力のセキュリティ事業に注力するとともに、介護事業など事業領域の拡大にも積極的に取り組む。 　１４年３月期の売上高は前期比４．０％増の３２８２億９００万円、営業利益は同６０．６％増の１８９億３２００万円、純利益は同２７．８％増の１０９億５５００万円だった。（編集担当：宮川子平）