三井不動産が台湾で大規模アウトレット着工、来年開業・・・現地で期待「日本式経営も移植してくれる」
三井不動産(本社・東京都中央区)は8日、マレーシアで「三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港(KLIA)」(仮称)および台湾北部の新北市で「台湾林口アウトレット計画」(仮称)の建築工事に着手したと発表した。台湾の計画では現地メディアが、「台湾北部で最大級」、「日本の経営モデルを移植」などと、好意的に報じた。
「台湾林口アウトレット計画」は、台湾における三井物産グループ初の事業。共同事業パートナーである台湾大手のコングロマリット「遠雄(ファーグローリー)グループ」の中核企業「遠雄建設事業股フェン有限公司」との合弁会社「三新奧特莱斯股フェン有限公司」が事業主体となる。台湾北部最大級のアウトレットモール計画で。4月25日にすでに着工。2015年後半の完工、開業を目指す。
台湾メディアは「桃園空港から自動車で20分」、「台北市中心からも30分」、「(2015年開業予定の)地下鉄『林口』駅の近く」などと規模が大きいだけでなく利便性もすぐれていると紹介。同施設は「すぐれた日本商品のアウトレット商店」が並ぶだけでなく、「日本のグルメを導入してくれることになる」、「日本のグルメ祭りも不定期で開催」などとした上で「日本の経営モデルを新北市に移植してくれる。他では見られない消費体験が待ち望まれる」などと、大きな期待を示した。
着工式には、新北市の朱立倫市長や三井不動産の菰田正信社長も参加した。新北市経済発展局によると、投資額は約58億台湾ドル(約196億円)を見込んでいるという。
KLIAは、東南アジアにおける三井不動産初のアウトレットモール事業で、共同事業パートナーである「マレーシア・エアポーツ・ホールディングス・ベルハド」との合弁会社「MFMA・デベロップメント・センドリン・ベルハド」が事業主体だ。最終的には東南アジアにおける最大級のアウトレットモール施設へと拡張する予定です。第1期は4月1日に着工し、15年初頭に完工、開業の予定だ。(編集担当:如月隼人)
三井不動産(本社・東京都中央区)は8日、マレーシアで「三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港(KLIA)」(仮称)および台湾北部の新北市で「台湾林口アウトレット計画」(仮称)の建築工事に着手したと発表した。台湾の計画では現地メディアが、「台湾北部で最大級」、「日本の経営モデルを移植」などと、好意的に報じた。
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2014-05-08 22:45