上限200万株の自社株買いを発表した滝上工が急伸

  瀧上工業 <5918> は急反発し、午前9時11分に37円高(9.95%高)の409円を付けた。   24日引け後、横河ブリッジホールディングス <5911> との業務資本提携を解消すると発表。互いに保有している2.5%相当の株式については、大半を売却する方針だが、マーケットに影響を与えないよう努めるとしており、同時に自社株買いも明らかにした。   滝上工は取得株式総数200万株(同8.66%)、取得価額総額9億円を上限に、13年12月26日―14年5月31日に実施。横河ブHDは、取得株式総数33万株(発行済株式総数の0.76%)、取得価額総額5億円を上限とし、13年12月26日―14年1月31日に実施する。   両社は08年7月に橋りょう事業の強化を目的に提携したが、事業環境の急変で提携効果を得ることが困難になったと判断したという。   提携解消が業績に与える影響について、滝上工は横河ブHDの株式売却に伴う特別利益の発生が見込まれ、確定次第、開示する方針とした。   横河ブHDも買いが先行。上値は限定的だが、朝方はプラス圏で推移している。(編集担当:宮川子平)
瀧上工業は急反発し、午前9時11分に37円高(9.95%高)の409円を付けた。
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2013-12-25 09:30