日経平均は61円安スタート、売り一巡後はプラス転換
9日の日経平均株価は前日比61円80銭安の1万4101円98銭で寄り付いた。前日の米国株は高安まちまちだったが、東京市場では円の上昇を嫌気した売りが優勢となった。ただ、売り一巡後は下げ幅を縮小。プラスに転じる場面もみられる。
個別では、ファーストリテイリング <9983> 、ソフトバンク <9984> など値がさ株が弱含みで推移している。15年3月期業績予想が市場コンセンサスを下回ったトヨタ自動車 <7203> も軟調。営業減益予想のタカタ <7312> も売られている。14年12月期第1四半期で営業減益だった楽天 <4755> も下落した。
半面、自社株消却などを発表した日本ハム <2282> は買いが先行した。14年3月期業績予想を上方修正した東洋シヤッター <5936> も高い。15年3月期で増配を計画したミツバ <7280> も堅調。(編集担当:宮川子平)
9日の日経平均株価は前日比61円80銭安の1万4101円98銭で寄り付いた。
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2014-05-09 09:00