【今日のドル円】ウクライナ情勢に注意、週末を控え市場はリスク回避傾向

 本日は、日米で目玉となる経済イベントが少ない。ただし、ウクライナでは週末11日にドネツクとルガンスクで事実上の独立を問う住民投票が実施される公算である。プーチン露大統領が7日に投票の延期を勧告したにもかかわらず両地域の親露派がそれを拒否し、昨日は同大統領が「軍に戦闘即応能力をテストしている」と発言するなど、ウクライナ情勢に対する不透明感が漂っている。  週末を控えて市場はリスク回避の動きに傾きやすく、ドル/円相場の重石となる可能性がある。  今週に入って下値を支えている101.40円レベルを割るようならば、200日移動平均線が位置する101.048円(本稿執筆時点)まで下値余地が拡大するだろう。もっとも、住民投票が延期となればドル/円が買い戻される事も考えられるため、関連報道に注意したい。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
本日は、日米で目玉となる経済イベントが少ない。ただし、ウクライナでは週末11日にドネツクとルガンスクで事実上の独立を問う住民投票が実施される公算である。プーチン露大統領が7日に投票の延期を勧告したにもかかわらず両地域の親露派がそれを拒否し、昨日は同大統領が「軍に戦闘即応能力をテストしている」と発言するなど、ウクライナ情勢に対する不透明感が漂っている。
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2014-05-09 09:30